ザラタンの昼寝
放り出した腕は思ったより焼けていて
真っ白なシーツ、焦げた枝
あっという間に汗は引き
陽炎たちは諦め、ベッドの水平線へ隠れる
パレードの歓声も、スピーカーの重低音も
もう聞こえない
身体は上滑る、揺れる焦げた舟
安息のベッドは予約過多
ーー眠る時間はまだ先です
言葉はなく、詩も聞こえない
砂が詰まったメッセージボトル
ーーそんなに探さなくても、そのうち、それがあなたを見つけます
波が運ぶ、ザラタンの寝言に帆をはらませて
人知れず、大きな弧を描く
窓辺で待ちぼうけのペットボトル
乱反射する光のノート
まだ、言葉はなく、詩も聞こえない
焦げた指先、宙に踊らせて
